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アレルギー・好酸球研究会と提携した国際医学誌が発刊されました

当センターは、アレルギー疾患の基礎病態であるアレルギー性炎症についての基礎的・臨床的研究をテーマとした学術集会であります「アレルギー・好酸球研究会」(The Workshop on Eosinophils in Allergy and Related Diseases, 略称:WEAhttps://www.sec-information.net/eosinophils/data/announce.html を主催しております。2019年10月5日付本コラムにてその2019年度学術集会についてご報告させていただきました。

今回からWEAはアジア 太平洋アレルギー・喘息・臨床免疫学会(Asia Pacific Association of Allergy, Asthma and Clinical Immunology: APAAACI)と正式提携し、2019年度大会会長であった帝京大学呼吸器・アレルギー内科長瀬洋之教授のEditorial、小生の好酸球性炎症のメカニズムについての総説、そして昨年の優秀演題9題が、論文として同学会の公式学会雑誌Asian Pacific Allergyの正規号として掲載の運びとなりました(https://apallergy.org/ )。
同誌はonline journalではありますがインパクト・ファクター2点程度を有する堂々たる国際医学雑誌であります。
当センターが運営しております本研究会が、アレルギー疾患研究の発展への国際的情報発信の一助として、この分野のサイエンスに貢献していければ幸いと考えております。今回の雑誌が成功裏にpublishされたことを、編集長であります韓国Seoul National UniversityのProf. Yoon-Seok Chang に深謝いたしたいと存じます。
なお「アレルギー・好酸球研究会2020」は当初7月18日(土曜)に、日本大学呼吸器内科・權寧博教授に会長をお願いし、都内にて開催予定でありましたが、新型コロナ感染拡大の影響を配慮し、11月3日(火曜日ですが祝日)に延期とさせていただきました。オープン参加ですので、広くアレルギー分野にご関心のある研究者、医師,医学生のみなさま等にぜひともご参加いただけますなら幸いです。(文責 永田 真)

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